家電の故障は突然に訪れるものです。
家族がリビングの液晶テレビの電源を入れた瞬間、プチッと切れました。
本体の電源ランプも消灯しています。
こんな時にはテンプレに従って、暫く電源プラグをコンセントから抜いてみます。
しかし、再度電源プラグを入れてもランプは点きません。もちろん電源も入りません。
電源ボタンの長押しもダメ。
コンセントを抜いて一晩置いてもダメ。
逆にコンセントを入れたまま長時間置いてもダメ。
やはり完全に壊れたようです。
こうなると修理するしかない訳ですが、購入から6年以上経っているため5年保証もとっくに切れています。
ネットの情報などから修理代は、おそらく2万円から7万円以上でしょう。交換用の部品がない可能性もあるかも・・・
取り合えず自力でどうにかできないか調べてみたところ、電源基板が怪しいですね。
という事で、裏蓋を開けてみました。
電源コードが直接繋がっている中央にある基板が、おそらく電源基板でしょう。
大量に付いている埃が怪しいので、掃除機などを使って綺麗にして電源を入れてみましたがダメでした。
今度は、半田が割れていたり剥がれていないかチェックしました。
半田付けは大量にあるのでチェックするのは大変でしたが、怪しい所は見当たりません。
焦げているような所もないです。
そうなると、寿命の尽きたコンデンサーが原因だと思いますが、膨れているなど一見して分かる物はなさそうですね。
他に左右にある2つの基板も怪しいですが、素人にはこれ以上は手が出せませんね。
せめて電流が通っているかチェックできるテスターでもあれば原因個所を特定できると思うんですが。
一か八か電源基板を取り寄せるという手もありますが、違ったら無駄金になるので躊躇します。
ちなみに、電源基板など分解しないと交換できない部品はメーカーから直接取り寄せることは、基本的にできないようです。
自分で取り寄せるとなると、こちらの専門サイトなどからになるようです。
こちらのサイトではメールのやり取りで交換パーツを注文するようになっているので、交換パーツの名称が分からない場合でも大丈夫です。
ちなみに今回壊れた機種37ZS1の電源基板の型番は「SRV2209WW」でした。
基板の代金は送料を入れて8000円から1万円くらいだそうです。メーカーに修理を依頼すると2万円くらいはかかるので安く済みます。
素人が交換できる物なのかという事ですが、ZS1に限ると、裏蓋のネジをすべて外すと簡単に蓋が開きます。
中央にある電源コードが繋がってるる板が電源基板です。
基板に繋がってるコードとネジを外せば簡単に交換できます。念のため感電に気を付けるため電源コードを抜いて一定時間置いてから作業をした方が良いでしょう。
こうやって、電源基板の交換をしても直らない可能性はあります。そうなると他の基板か液晶パネルの交換もありえます。ここまでやると修理代だけでテレビが1台買える可能性もあります。
中途半端に修理して直らなかったら、結局買い替えになるので無駄金ですよね。その金を新しいテレビの購入資金に回した方がよかったと後悔しそうです。
さて、どうしたものかな・・・